So-net無料ブログ作成

パシフィック・ウォー [映画]

1月7日から公開の『パシフィック・ウォー』を見ました。



残念な邦題になりましたが、先にも書いた
アメリカの重巡洋艦「インディアナポリス」の最後の任務と
その艦長チャールズ・B・マクベイについての映画。

マクベイ艦長を演じるのは、ニコラス・ケイジ。
ニコラス・ケイジ主演ながら全国で公開してるのは、
10スクリーンなんですな。

で、内容の方は戦闘シーンはほぼCGですが、
オープニングの零戦が白色塗装で
増槽を付けた初期の空母艦載機仕様なのが
もうちょっと考証をちゃんとして欲しいところ。

あと、日本海軍の伊58潜水艦の橋本艦長役の竹内豊以外、
日系人俳優の日本語が聞き取りにくいんで字幕入れて欲しかったです。
ちなみに竹内さんは、“タケノウチ”じゃないですw
アメリカ映画中心に活躍している方です。

水兵のいろいろなサイドストーリーが織り交ぜられますが、
2時間ちょいでは人物描写を描ききれていず、
前編後編の2時間ずつくらいのテレビドラマだったら良かったのにと思います。

沈没後のサバイバルに時間を多く割いてましたが、
終戦後の裁判の所などもっと描いて欲しかったなと。
サメのところは見ていてしんどいです…。

まあCGのショボさと
ハリウッド映画によくある少し変な“ジャパンテイスト”はあるものの
きちんと実話に基づいた良作でした。

橋本艦長の扱いも戦後の事など敬意を持って描かれていて良かったです。

映画中では戦後に出会ったマクベイ艦長と橋本艦長の会話が、
2016年はオバマ大統領の広島訪問や安倍総理の真珠湾訪問もあり
感慨深いものがありました。

そう言えば、重巡洋艦「インディアナポリス」は、
1945年3月は呉を空襲する機動部隊を護衛していて、
原爆をテニアン島に輸送後、7月30日に沈みます。

呉では7月24日と28日の空襲で重巡洋艦「青葉」が沈みました。
ちょうど、『この世界の片隅に』の後半と同じ時期を描いているので、
太平洋戦争について多面的に見られる良い機会かもしれません。




巡洋艦インディアナポリス撃沈 (ヴィレッジブックス)

巡洋艦インディアナポリス撃沈 (ヴィレッジブックス)

  • 作者: リチャード ニューカム
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 文庫
巡洋艦インディアナポリス号の惨劇 (朝日文庫)

巡洋艦インディアナポリス号の惨劇 (朝日文庫)

  • 作者: ダグ スタントン
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 文庫
インディアナポリスの鮫

インディアナポリスの鮫

  • 作者: 五十嵐 均
  • 出版社/メーカー: 読売新聞社
  • 発売日: 1995/08
  • メディア: 単行本
少年が救った提督の名誉―原爆運搬艦インディアナポリスの悲劇

少年が救った提督の名誉―原爆運搬艦インディアナポリスの悲劇

  • 作者: ピート ネルソン
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: 単行本


スポンサードリンク


nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。